
NEWエンジン搭載時やオーバーホール後の初期始動時には必ず、エンジンブレークインと言う作業をします
新品エンジン、オーバーホールエンジンを搭載して初期始動するまでに日数が開く場合なども特に注意が必要です
この作業を怠るとエンジン故障につながるので非常に重要です
特にフラットタペットカムに関してはすごく重要で、カム山のオイル潤滑はエンジンが回った勢いでのスプラッシュ潤滑なので初期始動のやり方によっては簡単にリフターとカム山が摩耗します

ブレークインの際に使用するオイル、添加剤です
オイルに関しては鉱物油の10w-30、10w-40、20w-50で尚且つZDDP(亜鉛)が多く含まれているものを使用しています
添加剤に関してはその名の通りブレークイン添加剤です、こちらも十分な亜鉛を含んでいます
新品エンジンやオーバーホールエンジンで粘度はさまざまですが毎回この組み合わせで始動しています

初期始動直前までディストリビューターは外しておき、専用工具を使用しドリルでオイルポンプを回してリフターからオイルが上がるのを確認します
この作業もかなり重要です


ここまでの作業を終えたら次はディストリビューター、プラグコードを取り付け、この時点で点火時期を大体
10°BTDCに設定しておき、キャブレターと燃料ラインに燃料を注入してすぐにエンジンがかかるようにします
この時なるべく少ないクランキングでエンジン始動することも重要です
大抵のエンジンはここまでの作業をしておけば一発で始動します
始動後、すぐにキャブレターのアイドルスクリューを調整して回転数を2000rpmに設定し、20分程回し続けます
同時にデジタルタイミングライトで点火タイミングを確認しながらセッティングします
20分程回し終えたら一旦エンジンを止め、各所漏れやオイル量など再確認し、再度エンジン始動して点火タイミングやキャブレターの本セッティングをします
本セッティングを終えたらオイル交換をし、走行テストを繰りかえします
しばらくの間は亜鉛を多く含むエンジンオイルを使用するようにしています
